Updated on 2002.05.23
朝、目を覚ますと、何とか雨は上がっていましたが、まだ雲がどんよりしています。快方に向かうはずですが、プリンスエドワード島での観光は時間が限られています。早く晴れることを期待しつつ、まずはグリーン・ゲイブルスへ。赤毛のアン作者のモンゴメリの祖父の家で、アンが引き取られてくるマシュウ、マリラの家のモデルです。中にはアンの部屋(写真)、マリラの部屋などが再現されています。また裏手から森へ続く赤土の小道が「恋人の小径」となっています。また、行かなかったのですが、近くに「お化けの森」も鬱蒼と茂っていました。
次にアボンリー・ビレッジという小さなテーマパークに行きました。モンゴメリが教壇に立った学校や通った教会があり、教会の中には建物を運んでくるときの様子を撮った写真が飾られていました。ホールでは歌と演奏があったり、学校では先生に扮したスタッフが授業をしたりします。夜7時からステージ・ショーがあるということだったのですが、私たちは時間がないので断念しました。
キャベンディッシュを離れ、フレンチリバーという村にあるアンの夢の家に行きました。これはモンゴメリの親戚の家を、アンが結婚後住む「夢の家」を基に再現したものだそうです。グリーン・ゲイブルスに比べると小さくつつましい家でした。そばにはゴルフ場があり、オットはそちらに心奪われておりました。
さてここで、赤毛のアンから離れ、ケープ・トリオンに行きました。ただ海岸に灯台が建っているだけなのですが、赤土の断崖が続く海岸線に圧倒されます。ああ、これで真っ青の空だったらなあ…ちなみにアン・シリーズにも灯台が出てくるので、私的にはここも引き続きゆかりの地でした。
再びアンの世界に戻って、次はモンゴメリ・ヘリテイジ博物館に行きました。こちらはモンゴメリの父方の祖父の家で、アンが下宿した「炉辺荘」のモデルと言われています。一番の目玉は作中に出てくる陶製の犬「ゴグとマゴグ」のマゴグです。ゴグは壊れてしまったそうです。私の想像よりも大分小さく、また話によると片方が口を開け、片方が口を閉じているそうなので、狛犬の変形か?という感じです。博物館と言うだけあって、当時の家庭製品やおもちゃなどが展示されていて面白かったです。日本語の説明書きもありました。
すぐ斜向かいにあるグリーンゲイブルス博物館の敷地内に「輝く湖水」があると書いてあったのですが、行ってみると道路の向かいに「輝く湖水」があり、博物館に入る必要がなさそうだったので、車を停めて写真だけ撮りました。ただ曇っているのであまり輝いておらず、残念。
最後の観光ポイントとしてケンジントン駅舎に行きました。今はプリンスエドワード島には鉄道が走っていないそうで、冒頭でアンがマシュウを待っていた駅のモデルと言われるハンター・リバーの駅舎はもうないそうです。まあ、そのかわり、ということで。ただしケンジントン駅舎はかなり立派なので、映画で使われたエルミラ駅舎のほうが小説のイメージに近いようです。
フレデリクトンに向けて出発する前に、遠回りになりますが、遅い昼食をシャーロットタウンで取りました。観光地とは言ってもやはり田舎を走っていたので、その都会ぶりにちょっと新鮮さを感じました。鶏肉のクレープ料理を注文したんですが、こちらのクレープは日本ほど薄くなく、薄めのパンケーキと言った感じ。マイルドな味付けでおいしくいただきました。カフェを出ると大分晴れてきました。もう半日早く晴れていれば、と言っても仕方ないので、コンフェデレーション・ブリッジに戻る途中で写真を撮りました。
シャーロットタウンを5時に出たので、フレデリクトンのホテルに9時到着が目標です。この道は一度来た道、なので街中に入るまでナビは不要です。すっかり晴れて、西を目指す我々にはまぶしい限り。緯度が高いだけあって、まだ日が長いです。写真はようやく日が沈む頃で、横を流れているのがセント・ジョン川。フレデリクトンはこの川沿いにあります。
結局予定通りにホテルに到着しました。この旅一番の良いホテルです。さらに部屋に入ってビックリ。ダブルのベッドが2つの広々としたお部屋だったのです。何かの間違いか?と思いましたが、間違いではなかったようです。
明日はケベック・シティに戻ります。