カナダ東部の旅〜2001年夏

Updated on 2002.05.27

■モントリオール(その2)

ある意味、タイトルから推測がつくのですが、嵐でした。雨よりも風がすごくて、シタデルの見学を諦め、モントリオールに戻ることにしました。何が残念って、衛兵交代式にヤギが登場するらしいのですが、シタデルの中にある軍事博物館に書かれているという、その由来が謎のままなことです。帰ってからネット検索しましたが、わかったのは英国王室から贈られたヤギだということだけ。不完全燃焼。

smoked meat お昼をモントリオールのスモークミートがおいしいという店で取ることにしました。このお店、営業がお昼の12時半までということでギリギリだったのですが、行ってみたら小さいお店の前には行列が…結局15分くらい待って、テーブルにつけました。コンボだと種類が楽しめたと思うのですが、食べ切れないだろうということでスモークミート・サンドイッチとポテトを注文しました。どんなものか知らなかったのですが、コーンビーフのような保存食のようです。この店では保存する間もなく、作ったそばから消費されそうですがね。味は思ったよりしつこくなく、庶民の味を楽しめました。さてお勘定という段になって、クレジットカードが使えないことがわかりました。実はプリンスエドワード島を出るあたりからカナダドルが底をつきかけていたので、どうしようかと思ったのですが、アメリカドルが使えて一安心。カードが使えないこともあるんですねえ。

前回と同じホテルにチェックインすると、同じ料金なのに前より広い部屋。得したような、損したような?さて、降ったり止んだりの小雨になったので、歩いて行くことにしました。目指すはアンダーグラウンドと呼ばれる地下街です。地下鉄の駅やデパート、ショッピングモールなどが地下で連結しているモントリオールのもう1つの街で、厳しい冬にも便利なように作られたらしいです。面白いのは教会の下にショッピングモールがあること。これは教会の土台を改築する際に建設したそうです。夏でも雨の日は便利ですね。

夕食はチャイナタウンにあるベトナム料理店に行きました。モントリオール(特にプラトー地区)はエスニック料理のお店が多く、さまざまな人種が入り乱れているようです。ここはヌードルがおいしかったです。そして安かった。一人で食べにきている白人男性も何人かいて、幅広く受け入れられているんだなあと思いました。

さて、とうとう最終日。4時に空港で車を返すことになっているので、それまでは引き続きモントリオール観光です。まずは開館と同時に、マギル大学そばのマッコード博物館へ。1階の特別展はカナダの風景や先住民の暮らしぶりを書いた絵が展示されていました。特に実際見たモンモランシー滝の絵があったので嬉しくなりました。2階の常設展はカナダに関する服飾やソリなどの道具が展示されていました。最後にミュージアムショップに行ってみると先ほどのモンモランシー滝の絵のジグソーパズルがあり、記念に購入しました。

次にマギル大学内にあるレッドパス博物館に行ってみると、なんとお休みだったので、大学の書店に行きました。中にはカフェがあり、自由に使える端末がありました。ゆったりとした雰囲気だし、とても気に入りました。オットはここぞとばかりにメールチェックしてました。

最後に車で聖ジョゼフ礼拝堂に行きました。寄付のみで入場料はとらないのですが、中はエスカレータがあったり、順路が番号で示されていたりと、至れり尽せり。写真は工事中であることと、ドームが見えていないのが残念。ステンドグラスは物語風でした。ここは奇跡を起こしたと言われるアンドレ修道士が立てた小さな礼拝所が始まりで、彼のおかげで歩けるようになった人々の松葉杖がぎっしり飾られています。奇跡というと大昔の話のようですが、アンドレ修道士は19世紀後半から20世紀前半を生きた人です。またアンドレ修道士の心臓が展示されているのですが、照明の具合か、容器の中がよく見えませんでした。でもなぜ心臓?

Oratoire St-Joseph Stained glass at Oratoire St-Joseph

空港までは順調で、順調すぎてガソリンスタンドに寄れなかったくらいでした。カウンターでチェックインすると、何があるかわからないからと、1本前のトロント行きにキャンセル待ちを入れてくれ、運良く乗れることになりました。しかしその便は30分遅れたので、そのまま乗る予定だった便も30分遅れたとしたら、乗り継ぎに結構ヒヤヒヤしたことと思います。ありがとう、カウンターのお兄さん。トロントではいきなりアメリカの入国審査があり、カナダにいながらアメリカに入ってしまいました。入国審査の手前に「最後のチャンス」と書かれた免税品店があったのには笑いました。確かに免税品店には恵まれない海外旅行でしたが。こうして無事プロペラ機に乗り換え、私たちの夏休みも終わりました。おまけとしては空港の駐車場で、1週間前に停めた場所がわからなくなったことを付け加えておきましょう。大体の場所は覚えていたので探して見つかりましたが、エリア番号等をメモしておいたほうが良さそうですね。<おわり>


ぷう猫 E-mail: poohneko@hotmail.com