秋のセーラム満喫

Updated on 2002.10.30

再びよく晴れた休日、ハロウィンを前に魔女で有名なセーラムという町に行ってきました。実際には魔女裁判が行われたという不本意な歴史で有名なのですが、この時季はそれがため盛り上がるようです。行く途中は高速道路の両脇に見事に紅葉した木が見られ、ウキウキしてきます。秋のドライブは気持ちがいいですね。

Salem さすがに観光客が多いためか公共駐車場も完備され、そばには大きなツーリスト・インフォメーションがありました。通りの街灯にはオレンジに黒い魔女のシルエットの旗が翻っています。とても綺麗な街です。

Scallop fry ちょうどお昼だったので、さっそくレストランに行きました。シーフードが食べられるデリなんですが、かなり人気のようでした。そして食べたのがホタテの貝柱のフライ。写真を撮るのを忘れて食べてしまったので、少し量は減っていますが、十分山盛りに見えるでしょう。

お腹が一杯になったところで、一番の見どころピーボディ・エセックス博物館へ。と思ったら入り口がわからずウロウロ。敷地が2ヶ所に分かれていて、サブのほうの周りをまわってしまったのですが、メインのほうも今一部工事中らしく、入り口が脇のほうにテンポラリーについていました。日本の江戸時代の日用品のコレクションがすごいと書いてあったのですが、どうやらこの工事の影響で展示されていなかったようです。面白そうだったので、残念。しかし中国、日本、インドの輸出向け美術品の数々は非常に興味深かったです。売ることを目的にしているからか、普通の美術館の展示品とはかなり趣が異なり、贅沢品でありながら実用性も加味されていて、きっと東洋かぶれしたお金持ちの西洋人が買ったんだろうなあなどと想像逞しくしてしまいました。もちろんそれらをきちんと保存、収集してくれたおかげでこうして見られるわけですから、ありがたいことです。またミュージアムショップもなかなかの品揃えで、こちらも見ていて楽しいです。

The House of Seven Gables セーラムは港町でもあります。海沿いを歩いて本日2つ目の見どころ、七破風の家に行きました。この家のかつての住人が親戚だったナサニエル・ホーソン(代表作「緋文字」の作家)が、この家を舞台とした小説を書いているということです。調べたところ邦訳は出ていないようですが。中庭は無料で一見の価値ありということだったのですが、行ってみると中庭も屋敷の見学に含むということで、悩んだ末に入ることにしました。屋敷の見学はガイドツアーのみで、チケットを買うと出発時刻を書いたシールが渡されます。実のところ驚くほどたくさんの人が訪れていて、1時間半以上も待たなければなりませんでした。その間に中庭、ミュージアムショップ、紹介ビデオを見ました。屋敷は大きいのですが、質素な造りで、暖をとるのにかなり苦心していたようです。その結果か、使用人の部屋がまったくの隠し部屋のようになっていて、暖炉のすぐ脇に作られていました。その部屋に至る階段がとても狭く急で、同じグループにいたガタイのいい男性はかなり苦労してました。しかし2階にある主寝室は広々とし、大きな窓が大西洋に向いていて、そこからの景色が思わず溜め息が出るような素晴らしさでした。ちなみにこの家の模型で確認したところ、ちゃんと切妻屋根が7つありました。

2ヶ所見学だけで結構時間がかかってしまいましたが、満足の行く選択でした。どちらもお薦めです。ボストンからなら電車で行けるので、ニューヨークに何回か足を運んだというかたは、ボストンに絡めて観光するのもいいと思います。<おわり>


ぷう猫 E-mail: poohneko@hotmail.com