シンガポール珍道中〜2002年夏

Updated on 2002.10.01

■朝から晩まで目一杯

午前中はボスだけ仕事があるということで、中国人Hと私たち3人で朝食をとることになりました。ここぞとばかりにローカルフード、バクテー(骨肉茶、骨付き豚肉のスープ)です。調べておいた店までMRT(地下鉄)に乗る必要があり、今後のことも考えて、プリペイドカードを買うことにしました。ところが「トランジットリンク・フェアカード(ガイドに書いてあったカードの名称)をください」と言ったら「EZリンクカードだけどいい?」と聞かれ、同じようなものだというのでそれにしました。それで改札を通ろうと、カードを差し込んだけれど上手くいきません。あれ?こんなときは慌てず騒がず、ほかの乗客を観察。すると、カードを差し込まずにかざしています。なるほど!スイカ(JR東日本のICカード)なのねー。デポジット(S$5.00)が必要だけど、カードを返せばデポジット+残高が返ってくるので便利だと思います。さてさて、駅から住所を頼りに歩いてお店を発見。するとお店のおじさんは多少英語を話せましたが、おばさんは全然で、細かい注文をHにお願いしました。こってりを想像していたのですが、意外やあっさりしたスープで、一緒に頼んだ付け合せの漬物みたいな野菜も美味しかったです。

Sultan Mosque お店からアラブストリートまで、歩いて行くことにしました。途中かなり面白い形の高層ビルや、ブギス駅付近の西友・パルコの敷地内の噴水が絶妙でしばし見ほれたりしながら、アラブストリートに到着。見逃しようがないほど目立つサルタン・モスクはシンガポール最大・最古のイスラム教寺院です。靴を脱いで入ると、ショートパンツの私とオットは備え付けの緑色のガウンを着るよう指示されました。肌を露出してはいけないのです。礼拝する大広間には入れませんが、覗くことはでき、絨毯にはおそらく一人用のスペースを示すと思われる線がかかれていました。私たちが行ったときは信者さんは受付以外誰もいませんでしたが。アラブストリートのお店も見て周りました。シルクのお店が多かったです。あれだけあると、どのお店で買うか、値切り交渉もひときわ難しくなりそう。

一度MRTに乗ってホテルに戻りました。午後から合流するボスと待ち合わせをしていたからです。スーツからラフな格好に着替えたボスは朝食も食べずにがんばったそうで、見つけておいたシズラーというステーキとサラダ・バーのお店に行きました。一度日本でも行ったことがありますが、サラダ・バーがサラダだけではないのですよね。デザートにアイスまで食べて、ボスも満足。

Victoria Memorial Hall and Theatre 再びMRTに乗ってシティ・ホール駅で降り、白く目立つセントアンドリュース教会、植民地時代の面影を残すヴィクトリア様式の市庁舎とコリント様式の最高裁判所を見ながら歩きました。これらの向かいにはクリケット場があり、やはりイギリスという感じです。写真はヴィクトリア・メモリアル・ホール/ヴィクトリア劇場とその前に立つラッフルズ卿の像です。ラッフルズ卿は東インド会社の人で、東南アジアにイギリスの貿易拠点を作るためシンガポールに上陸し、シンガポール発展の礎を築いたイギリス人、ということです(受け売りモード)。ところで歩いているときに通りすがりのおじさんに呼び止められました。おじさんは一つの高層ビルを指差しながら「あのビルの37階のエレベータ乗り換えフロアから展望できるよ。誰でも行けるから」と教えてくれました。なんて親切な。後で行ってみることにしました。

Merlion おわかりでしょうか。新しいマーライオン公園はまだオープンしていませんでした。海を向いているほうがオリジナルのマーライオンですよね。いくらなんでも手前のは小さすぎますよね。オープンしたら今度はずっと水を吐きつづけるという噂を聞いています。あとちょっとだったのに〜。まあここにはガッカリするために来たので、ある意味期待通りだったと言えましょう(?)。

View from UOB Plaza おじさんありがとう!教えてくれたUOBプラザからの眺めは素晴らしかったです。ちなみにもっと上に行くエレベータにはセキュリティーがかかっていて行けませんでした。

Thian Hock Keng Temple Sri Mariamman Temple

またまたひたすら歩いてチャイナタウンへ。左はシンガポール最古の中国寺院、シアン福建寺院、右はこれまたシンガポール最古のヒンドゥ寺院、スリ・マリアマン寺院。仏教寺院はもちろん馴染みがありますが、ヒンドゥは初めて見ました。本当に牛牛牛、なんですね〜。中に入ってみようとしたんですが、ボスの腰が引けていたのでやめました。

Chinatown ちょうど角を曲がった通りがおみやげ物屋と屋台が並ぶ通りで、大変賑わっていました。ここの屋台でいきなりHがデザートを奢ってくれました。Cheng Tngという冷たいデザートで、仄かに甘いシロップに氷、銀杏、大麦、ゼリー状のもの(木耳?)やいろいろな実が入っています。なんとも不思議な味でした。かなりポピュラーなデザートらしいです。

ちょっと中途半端な時間でしたが、お腹がいっぱいで夕飯を食べる気にもなれず、早めでしたがナイトサファリに向かうことにしました。しかしタクシー乗り場の列に加わって待ちますが、なかなかやって来ません。来ても呼び出されているタクシーだったり。やっと乗り込むと、これがまた荒い運転で、助手席のオットはかなり怖い思いをしたそうです。それでも途中渋滞したりして、思ったよりは時間がかかりました。

到着するとちょうど夕闇という感じで、チケットを買ったあと、ショーが始まるまではギフトショップで時間をつぶしました。なぜかギフトショップの壁の屋根に近いところにヤモリがへばりついていて、最初は作り物かと思いましたがそうではなく、結構ビックリ。8時スタートのショー会場に行くと既にかなりの人が座っていました。それでも前から4,5列目に席を確保し、ワクワクとショーの開始を待ちました。いやいやいや、予想以上に面白かったです。わかってはいてもやっぱり驚かされる仕掛けとか、ジャコウネコのジャンプとか。お薦めです。

しかしさすがにショー終了後はトラム乗り場が長蛇の列で、私たちは先に歩いて見て周ることにしました。歩くコースではかなり近くで動物を見ることができます。面白かったのはものすごくたくさんいたカワウソ、橋のすぐ下にいた大きなワニ、きわめつけはコウモリが飛び交う大きな檻の中を歩いたこと!あんなに間近でコウモリを見たのは初めてです。もちろん吸血ではなく果物を食べるコウモリですけどね。いきなりすぐそばをばさばさっと飛んだときはほかの女性客と一緒に叫んでしまいましたが。かなり時間をかけてじっくり見た後(あとで聞いたところ、私以外の男性陣3人はへとへとだったとか)、並ぶことなくトラムに乗れました。私たちは英語解説のトラムでしたが、日本語解説もあるそうです。トラムは、歩いたエリアとトラムでしか行けないエリアをぐるりと周ります。通過にあわせて餌が与えられるため、いつもいい位置に動物が来ているという親切ぶり。いやまったく、ナイトサファリを堪能しました。


ぷう猫 E-mail: poohneko@hotmail.com