シンガポール珍道中〜2002年夏

Updated on 2002.10.20

■最後はのんびり

私たちの泊まったホテルは2棟に分かれていてエレベータが別なのですが、私たちの部屋に行くエレベータはロビーからレストランの間を抜けたところにあり、そこを通ると朝も晩も中華料理の独特の香りが立ち込めていて、なんとも奇妙な感じでした。結局利用しなかったホテルのレストランはいつも混んでいたように思います。宿泊客だけでなく外部利用も多かったのかしら?部屋は値段のわりに結構広く、テレビはNHKが入りました。シンガポールはホテルの費用対効果が良いのではと思いました。

Raffles Hotel 観光最終日。マンダリンホテル内のチャターボックスでチキンライスを食べたいなと思い試しに行ってみましたが、やはり朝は朝食メニューのみということで諦めてラッフルズシティに行きました。ウーン、残念。サンドイッチの朝食をとりながら開店を待って、まずはラッフルズ博物館へ。高級感あふれるショッピング・アーケードの3階にあります。ホテルの歴史を感じさせる展示品が小さな部屋にギッシリでした。当時このホテルを訪れたのは本当にお金持ちだったんでしょうね。もちろん今でも超高級ホテルですが。

次はオットが現在コーラスで通っている関係で行きたがったアルメニアン教会を代わりに見てきました。小さくて質素な感じですがかえって信仰心を感じさせる教会です。それにしても本当にどこにでもアルメニア人がいるということなんですね。そのままさらに歩きつづけて、シンガポール川の岸にあるラッフルズ卿上陸地点に行きました。ここにはビクトリア・メモリアル・ホールの前に立つラッフルズ卿の銅像の白い複製が立っています。やはり歴史的な場所ということなのか観光客の姿がありました。

再び歩きつづけてチェンジ・アレイというショッピングセンターの前を通りかかったとき、衛星放送か何かのキャンペーンで声をかけられました。私地元の人間に見えましたか?中国語で話し掛けられてもわからないんですけど…。さらに歩いてラウ・パ・サ・フェスティバル・マーケットというホーカーセンターに到着。ちょっと早めでしたがここでお昼ご飯を食べることにしました。お店がとても多いのでどこで食べるか悩みます。メニューは元々チキンライスと決めていたんですけどね。お味は予想よりさっぱりしていました。ジューシーな棒々鶏という感じでしょうか。

出るときにパパイヤの生ジュースを買って飲みながらさらに歩を進め、チャイナタウンのイーシン・シュアン・ティーハウスという中国茶専門店へ。自分用のお土産を買うためショップに入ったところ、女性が出てきて試飲させてくれました。以前本場台湾でも烏龍茶を飲みましたが、最初の淡い緑色の頃は香りも味もほんのり甘く美味しいですね。ジャスミンティーも試飲させてくれましたが、やはり烏龍茶にしました。アツアツのうちに飲むというのは猫舌の私にはちょっと厳しいのですが。

まだ時間に余裕があったのでMRTに乗ってマレー・ヴィレッジのあるパヤ・レバル駅で降り立ちました。あら?なんだか閑散としています。実は前日の学会のバンケットでなぜかオットがマレーダンスを踊ったという話を聞いたので、どんなものか見てみたいと思ったのですが、入り口で聞いてみるとマレーダンスは夜しか見られないということなので入るのはやめてしまいました。替わりと言ってはなんですが、ブギス駅に戻り西友でお買い物をしました。品はまったくシンガポールと関係ないのですが、シンガポールだから買えるものと言ってもいいかも知れません。何だと思いますか?……下着です。前回痛い目に遭いましたが、ここならばサイズ表示もデザインの傾向も日本と同じで安心です。すっかり日本にいるのと同じ感覚で見て回っていたら店員さんに声をかけられました。中国語で。ひーん。英語で答えたら謝って英語で応対してくれましたけどね。

夕方ホテルに戻り、無事学会が終了したオットと合流しました。ボスは夕食を学会運営者側から招待されているということで、この後は3人の行動となるわけですが、エステでマッサージを熱望していた我々は中国人Hに時間をもらい、ホテルの敷地内にあるエステに向かいました。近かったからということと、男性もOKだったからです。オットは全身アロママッサージ。私はフェイシャルとフットマッサージの2本立て。日本に比べたら値段が安いですね。フットマッサージは足ツボマッサージと違い激痛が走ることはありませんでした。基本的にここは西洋式です。私はお顔ツルッ、歩き疲れた足も軽くなり大満足でしたが、オットにはアロマオイルが合わなかったようです。エステじゃなくて本格的なマッサージのほうが良かったね。

Hは約束の時間よりちょっと遅れて現れました。後でわかったことですが、どうもこの時間を利用して彼は例の紀伊国屋に行き、さらに日本のしかも少女マンガを購入した模様。なんだかすごいぞ。肝心の最後の晩餐は、レストランが連なるボート・キーでインドネシア料理をいただきました。初めてだったのですが、思ったほどスパイシーというわけでもなく食べやすかったです。加えて川岸で風に吹かれながらというロケーションがいいんですよね。夜景も綺麗だし、大満足でした。ホテルに戻ってチェックイン時にもらったドリンク券を使おうとバーに行ったら、オットの格好を見るなり「ハーフパンツはダメ」と中の様子を窺うこともできなかったというお茶目な幕切れもありましたが。

そんなこんなで盛り沢山のシンガポール滞在が終了しました。感じたのはまだまだ発展している都市なのだなということ。最新のガイドブックの内容がすぐ陳腐化してしまう勢いです。ちなみに帰りの成田でラーメンを食べましたが、シンガポールで散々美味しいものを食べたからか、あまり感動しませんでした。まあ日本にいたらありがたがるようなラーメンでないことは確かですがね。<おわり>


ぷう猫 E-mail: poohneko@hotmail.com