スコットランド&イングランドの旅〜2002年夏

Updated on 2002.07.29

■ロイヤル・マイル沿いに観光

Gladstone's Land 今日から一人で観光です。2年前に丸一日歩き回ったので大体地図は頭に入っています。まだ行ったことのないところということで、まずはロイヤル・マイルのエディンバラ城近くにあるグラッドストーンズ・ランドへ。丘の上に位置するオールドタウンは土地が狭く、長屋住まいが多かったらしく、ここは17世紀の裕福な商人が所有していた長屋を保存、公開しているところです。6階建てですが、公開しているのは2階まで。スペースの有効活用方法として、壁に収納できるベッドが興味深かったです。また当時スコットランドがオランダと盛んに貿易を行っていたことを示すように、壁にはオランダ絵画が飾られていたりします。各部屋にスタッフがいて説明してくれるほか、日本語を含む各国語で書かれた説明書きが設置されているので助かります。

St. Giles Cathedral 少しロイヤル・マイルを下ると王冠のような屋根が目立つ聖ジャイルズ大聖堂が見えます。今にも雨が降りそうな曇りだったので外観はお見せできませんが、中に入ると大聖堂にはつきもののステンドグラスは美しく見えました。

さて、次はさらにロイヤル・マイルを下って子供博物館へ、と思ったら気づかずに通り過ぎてしまい坂道を戻る羽目に。先程の聖ジャイルズ大聖堂の前に銅像がある聖職者ジョン・ノックスの家の向かいにあります。おもちゃや子供関係のコレクションなのですが、思ったよりも中が広くてビックリ。また入り口からちょっと奥に行った部屋に日本人形のコーナーがあり、またビックリ。昔の人形はちょっと怖かったです。

お昼はやはりロイヤル・マイルにあるThe World's Endというパブでとりました。なんだか仰々しい名前ですが、昔は城壁があって、ここまでがエディンバラだったそうです。量も値段も手ごろな本日のスープを頂きました。パンもついてくるので軽いお昼には最適。

Sign ロイヤル・マイルの端にある、2年前には時間が遅くて既に閉まっていたホリルード宮殿に行ってみると、写真をご覧いただければわかるように、また閉まってました!今度は王族滞在のため…。現役の宮殿というのもひとつの魅力ですが、何も同じ時期にエディンバラに滞在しなくたっていいのに。もうさすがにこの宮殿を訪れる機会はないだろうなあと思うと残念ですが、よほど縁がなかったのでしょうね。

Holyrood Park 仕方がないのでホリルード宮殿の前を通り、ホリルードパークの近くまで行きました。このとき小雨が降っていたのですが、それでも一人、山を登っている人がいました。実は天気のいい日に山頂まで登ってみようかなと思っていたのですが、結局雨が降ったり止んだりで、登らずじまいでした。

そうこうしているうちに雨が強くなり、ちょうど新しくできたアワー・ダイナミック・アースのそばだったので、宮殿の代わりに入ることにしました。チケットを買って入り、いくつか時に関する展示を見ると、「タイム・マシン」に乗せられました。単なるエレベーターですが、階表示の代わりに時がどんどん遡り、ビッグ・バンで降りるのです。そうして展示は地球の誕生、生物の誕生と進化、地球各地の気候と動植物相、となります。正直言って、わざわざ海外旅行でスコットランドに来て入るところではないです。ただところどころでガイドツアー風に解説が入るので、英語の勉強にはなるかも知れません。一通り見終わって出てきてもまだ雨が激しく、ちょっと小腹も空いたので併設のカフェでお茶を飲みながら小降りになるのを待ちました。

Edinburgh Musium 再びロイヤル・マイルに戻り、先程は通り過ぎたエディンバラ博物館に入りました。古い地球の歩き方にはハントリー・ハウス博物館として載っていますが、名前を変えたのでしょう。ここも中に入ると隣の建物と続いていて、かなり広かったです。展示で面白かったのは昔の町の模型。ちゃんとパブのある辺りに壁があって、町が分かれていた様子がよくわかりました。また銅像になった忠犬ボビーの首輪や、犬の登録証でしょうか、何かボビーにまつわる書類がありました。この博物館の向かいには古めかしくて時計が特徴的な建物があり、中ではピープルズ・ストーリーという一般市民の生活を紹介する展示をやっていますが、人形で場面を見せているもので、こちらはちょっと子供だまし的。どちらも無料ですが。

Bagpiper 最後に王立図書館へ向かう途中、聖ジャイルズ大聖堂の前でバグパイプを演奏している人に出くわしました。独特の音色ですよね。さて図書館ではこの夏は児童書に関する特別展示が催されています。心に残ったのは「くまのプーさん」「ピーター・ラビット」「ちびくろサンボ」などのかわいそうな作品たち。どれも作者がうまく著作権保護できずに、様々なアレンジバージョンが出版されたりしているものです。せっかくの素晴らしい作品が大人の思惑で貶められているようで、嫌なものですね。あー、2年前に作者ポターの住んでいたヒル・トップで買ったピーター・ラビットの本、まだ読んでないなあ。って、日本に置いてきたけど。


ぷう猫 E-mail: poohneko@hotmail.com