スコットランド&イングランドの旅〜2002年夏

Updated on 2002.08.05

■エディンバラ城とニュータウンと…

Panorama from Edinburgh Castle

前回エディンバラ城は一通り見学したので、今回はどうしようかなとチラッと思ったのですが、やはり吸い寄せられるように行くことにしました。岩山の上にそびえ立つエディンバラ城に入ると、その歴史を物語るように大砲が並んでいます。また当然のごとく見晴らしも良く、ニュータウンとそのはるか向こうにフォース湾までがよく見えます。

Mon's Meg 前回は建物の中にあった巨大な大砲、モンズ・メグが外にありました。普通の大砲の倍くらいはありそうです。

graveyard for dogs 下を覗き込むと兵士たちの飼っていた犬のお墓が。さすが動物を大切にするイギリス(?)。こうしてみるとたくさんの犬が人間とともにお城で暮らしていたんだなあと思います。

chapel この聖堂はお城でもっとも古い建物で、12世紀のものだそうです。とても小さく外見は素気ないですが、内装は質素な美しさでした。もしかすると豪華絢爛な教会よりも敬虔な気持ちになれそうな感じです。

クラウン・ルームにはスコットランド王家の王位継承の正当性を表す王冠、王笏(しゃく)、剣があります。これらにも波乱に富んだ歴史があったようです。スコットランドはイングランドとは違う国だったんだ、ということを強く感じます。

Canonball House エディンバラ城を出るとすぐ右手の家の壁にはなんと大砲玉が埋まっています。これだけでキャノンボール・ハウスとしてガイドに載っています。なんと言うか、運が良かったんでしょうか。

Flower Clock すぐにロイヤルマイルを左手に折れ、急な坂道を下ると、国立スコットランド美術館とロイヤル・スコティッシュ・アカデミーが並んでいます。ロイヤルスコティッシュ・アカデミーは来年まで工事のため閉館しているようです。そしてプリンシィズ・ストリート・ガーデンに入るとすぐ階段脇に花時計が。ちょうど11時半で鳩が出てきたところに出くわしました(写真は撮れませんでしたが)。この庭園はかつては鍵がかけられていて、プリンシィズ・ストリートに住む裕福な人たちだけのためのものだったそうです。この時代に生まれてよかった〜。

お昼を食べようと、パブやレストランが並ぶというRose St.を歩いてみると、アメリカのファミレス・チェーンFriendly'sを発見。しかも道に置いてある看板には「United Tastes of America」の文字が。なかなかやるなあ。ほかにはYo!Sushiという回転寿司の店があり、回っている寿司の上に透明なカバーがかぶさっていました。やはり乾燥防止だろうか…。お値段はかなり高めでした。

ショッピングセンターをうろうろした後、ジョージアン・ハウスに行きました。ここはニュータウンでのジョージア朝様式の住まいを再現・保存しているもの。昨日のグラッドストーンズ・ランドと同様、各部屋にはスタッフと各国語の説明書きあり。建物自体はお屋敷ではないけれど、中はゆったり優雅です。一番の傑作はビデオで、役者たちがジョージアン・ハウス内で当時の暮らしぶりを紹介するため、朝から晩までを演じたもの。コミカルな仕立てになっています。

Steak and Ale Pie 夕飯はオットと待ち合わせてパブでステーキ&エール・パイを頂きました。ちょっと味が濃かったけど、なかなか。豆はイギリス、という感じですね。値段も手ごろですっかりお気に入りのパブになってしまいました。

Rose St.でかなり安いネットカフェを見つけたので、そこでしばらくネットをしてからホテルに帰還。ホッと一息ついていると突然けたたましい警報音が!天井についている火災報知器です。全然鳴り止まず、誤作動したんだなと思って、フロントに連絡しようとしましたが、なんとフロントの番号が分からず、私が言いに行くことに。廊下に出ると、あら?廊下でも他の部屋でも鳴っています。これは本物らしいから、避難しなきゃと、慌てて貴重品と上着を持って廊下を急ぎ、ふと、エレベーターは使えないじゃんとエレベーターの前まで来て気づいて声に出したら、なぜか通りがかりの知らない日本人のおじさんが、階段は向こうにありますよと教えてくれました。あとで聞くとオットは最寄の避難階段の場所を知っていたけど、私が先にずんずん歩いてしまったからついて来たんだそうな。でも煙の臭いとかしないし、怪しいなあと思いながら外に出ると、消防車まで来ていました。しかし私たちは避難し始めたのが遅かったのですぐにホテルの人に、部屋に戻ってくださいと言われました。やっぱり火事ではなかったようです。実は浴室のドアに、シャワーを浴びるときは火災報知器が作動しないようにドアを閉めてくれと書いてあったので、きっとそれだろうと思います。それで消防車まで来ちゃうんだから大変なことです。でも部屋に戻るときエレベーターに一緒に乗ったインド人風のおじさんはナイトガウンに裸足で恥ずかしそうでした。ものすごく慌てて避難したんでしょうね。私たちのように部屋でぐずぐずしているよりははるかに立派だと思います。いい避難訓練になりました。


ぷう猫 E-mail: poohneko@hotmail.com