スコットランド&イングランドの旅〜2002年夏

Updated on 2002.08.22

■大移動

今日はエディンバラからバースまで大移動です。まずは早朝、長期滞在したホテルをチェックアウトし、エディンバラの空港までタクシーで。前回の旅行ではレンタカーだったのでタクシーに乗る機会がなかったのですが、ロンドンで有名なオースチン・タクシーはトランクがないかわりに後部座席部分が広くて面白いですね。時間に余裕があったのでショップを覗いてみると、我々の買ったプラグの変換アダプターがあったので、レジの女性に使い方を聞いてみると、ただ差し込むだけよと怪訝そうに答えます。どうやら中にあるプラスチックを取り外さなくても使えるようです。オットが最初に試したときはとても入りそうになかったらしいけど、もう一度挑戦する必要がありそうです。

ロンドンまでの飛行機はスコット・エアウェイズの運航で、機体もシートもスチュワーデスの制服も赤を基調としたチェック柄で、いかにもという感じが楽しかったです。あっという間にロンドン・シティ・エアポートに到着し、今度は荷物も無事出てきました。ロストする要素はないけど…。空港からはリヴァプール・ストリート駅までシャトルバスが出ているのでそれに乗りました。途中、開発中のウォーターフロントエリアを通り、まだロンドンも成長しているんだなあと感心。途中ちょっとは渋滞したものの順調に駅に到着しました。さて次はバース行きの列車が出るパディントン駅まで地下鉄です。路線図を見ると乗り換え無しの1本で行けるため楽勝だと思ったのですが…。

スーツケースをえっちらおっちら運んでホームに辿り着き、待つことしばし。逆方向の電車は何本も来たのにこちらはまだ来ません。人はどんどん増えていきます。アナウンスが入りましたが、英語がという以前にマイクかスピーカーの性能のため雑音がひどくて聞き取れません。しかし何人かの客は移動したものの残る大多数はそのままホームで待っていたので、大丈夫かなと、私たちもそのまま待ちました。ようやくきた電車は想像に反してさほど混んでいませんでした。シートに座ってやれやれと思ったのですが…3駅目でまたもやアナウンスが流れ、ここどまりだから降りろと言うのです。次の電車を待てばいいのかと思ったら、なんとこの先ベイカー・ストリート駅までどの路線も運行していないと言うのです!パディントン駅はその先です。大きく迂回するのもばかばかしいので、もうタクシーだと思い、道路に出たら、ベイカー・ストリート駅までの振替バスが走っているのがわかりました。今度はスーツケースを抱えて真っ赤な2階建てバスに乗ることに。もちろんとても階段は上れないので1階ですし詰め状態を体験することになりました。とほほ。こんなことなら空港から一気にタクシーに乗ってしまえばよかったと思いましたが、後の祭り。また階段を昇り降りして地下鉄に乗り、ようやく、ようやくパディントン駅に到着。飛行機に乗っていた時間よりも空港に着いてからのほうが余程かかってしまいました。

さてイギリスで初の鉄道の旅です。まずはチケットを買うため長蛇の列に。今回はロンドン(パディントン駅)−バース、バース−ソールズベリ、ソールズベリ−ロンドン(ウォータールー駅)という風に周るので、バースまでの片道を買えばいいのかなと、窓口のお姉さんに言うと、往復(ラウンド・トリップ)にしないの?お徳よ、と言われました。事情を説明すると、ロンドンに戻ってくるなら往復で大丈夫、とのこと。ソールズベリに寄るけどいいのかと再度確認しても自信たっぷりにOKと言うので、ならばと往復で買いました。でもちょっとドキドキ。次に時刻表を調べるとバース行きの発車時刻までまだ間があるので、軽くお腹に入れることにしました。やっと朝ご飯にありつける〜。

お腹を満足させたので、あとは案内板とにらめっこです。何しろこの表示を見ないと発車番線がわからないし、何本か既にディレイ(遅延)表示が出ているし、噂によるとイギリスの鉄道は何が起こるかわからないと言うし。それにしてもニューヨークのペン・ステーションでもそうですけど、なぜぎりぎりにならないと発車番線がわからないんでしょうねえ?毎日のことなのに。ともかく表示を見てすぐに移動し、コーチクラスの車両に乗り込みました。どこに座ろうかと見回すと、座席の後ろに紙が挟まってるところがあります。どうやら予約済みの席のようです。日本のように指定席車両と自由席車両に分かれているわけではないので、もしかしたら予約で一杯だったのかも知れませんね。一応座れましたが、向かい合わせでない席でスーツケースを足元に置いたのでかなり窮屈でした。列車の旅にスーツケースは不向きでしたね。いろいろな噂を聞いていたにもかかわらず、きっかり定刻通りに静かに発車しました。静かなのは発車ベルもアナウンスもないからなんですけど。朝早かったのでうとうとしながらも、時々車窓を楽しみました。特に牛の群を見ると、イギリスだ〜と嬉しくなりました。

そしてバース・スパ駅に到着。ここはお風呂(bath)の語源となったと言われる町で、ローマ時代にローマ人が築いた大浴場跡が見つかっています。駅から見える町並みはかわいらしい感じ。しかしメインの観光は明日ということで、まずは明後日のソールズベリまでの座席指定券を買いました。そして次は宿探しです。一応駅から近いB&Bを調べてきたのですが、予約は入れていなかったので、当たって砕けろで行ってみると、見事に砕けました。駅前のホテルも満室。やはり駅から近いところは人気なのかなあ。しかたなく宿を探しつつ、町の中心にあるツーリスト・インフォメーションまで移動することにしました。するとちょっと歩いたところでB&Bの看板を発見。空室とも満室とも出ていないので、どうしようかと思っていたら、ちょうど中から人が出てきて、最上階の一部屋が空いているということ。シャワーが共同でしたが、安いしいいか、と決めてしまいました。最上階まで細い階段をスーツケースをもって上るのは一苦労でしたけど、これでようやく一心地つきました。さすがに部屋に電話はなかったけれど、来る途中にインターネット・カフェもあったし。ということでさっそく散策に繰り出すことにしました。

River Avon 町を流れるエイヴォン川にはクルージングの船が浮かび、向こう岸は散策できるようになっています。写真には写っていないですが、川が大きく湾曲している内側の岸には有料の公園があり、椅子に座って優雅に日光浴をしている人たちがいました。また川に段差があるのがわかると思いますが、船はどうするのだろうと思ったら、木の生えているところの裏側が水門になっていて、そこを通るようです。

Bath Abbey 公園の向かいには立派なバース・アビーが建っています。あとで入ってみようと思ったら、ちょうどコンサートがあるとかで入れませんでした。残念。ステンドグラスが綺麗そうだったのに。

パディントン駅であまり食べなかったオットが今度はお腹が空いたということで、遅い昼食をエイヴォン川沿いにあるカフェでとりました。私はポットの紅茶を頼んだのですが、ティーバッグでいまいち。オットはアメリカのより美味しいと、ここのシーザーサラダがお気に召したようですが。カフェを出た後も町をぷらぷらと散策。エイヴォン川にかかるパルトニー橋というのがユニークで、橋の両側にはかわいらしいお店が並んでいます。店の窓から外を覗かないと、橋の上だとわかりません。この道沿いにあるスポーツショップで初めてクリケットの道具を見ました。ここバースにはクリケット場がありますし、イギリスではとても人気のスポーツらしいのですが、いかんせんなじみがないもので。

hot air balloon そのクリケット場を見に行く途中で熱気球発見。実は明日早朝、熱気球に乗る予約を入れているので、いやが上にも盛り上がります。なぜバースで熱気球をよく飛ばしているのかは知りませんが、一度は乗ってみたかったのでワクワクです。晴れるといいんだけど。

夕飯の後にインターネットカフェに入り、たまたま使った端末に、なんと日本語入力環境がありました。これはビックリ。フォントをインストールしてしまえばブラウザで日本語を表示することはたいていできるのですが、日本語入力となると話は別です。バースで日本語を入力する人がいるんだなあ。そして熱気球の予約をしてくださったHIROさんからのメールを最終チェック。夜10時以降に電話で決行するかどうかを確認できるとのこと。そしてお昼からはバースオフ会です。明日も盛り沢山だ〜。


ぷう猫 E-mail: poohneko@hotmail.com